ウォッカで梅酒♪の顛末とカリカリ梅
当サイトで昨年書いたウォッカで梅酒♪の顛末。
昨年ウォッカで梅酒を仕込んでいたが、そのまま忘れて1年経過。
それを取り出してみたのがこれ。
梅酒の色は緑がかった色である。
普通のホワイトリカーで漬け込んだ梅酒と比べて明らかに緑色。
左がホワイトリカーで漬け込んだ梅酒で、右がウォッカで漬け込んだ梅酒で、色としてはホワイトリカーの梅酒の方は美味そう。
味の方は、アルコールが濃いため口に含むとピリピリ、火を付けると燃えます。
また、アルコールが強い分種子から効率よく抽出されるためが、苦みが強い。
いやな苦みでは無いが、苦いのが苦手なら早い時期に梅を取り除いた方が良いだろう。
味がどの様に変化するか後1年くらい放置しておきますか。
この時期、未熟な堅い青梅が手に入るのでカリカリ梅も仕込み。
これを作るには石の様に堅い青梅とカルシウムが必要で、指で強く押してもびくともしない位堅い梅が必要で、少しでも弾力を感じる様な青梅では堅くならない。
それとカルシウム。
梅のペクチンと結合してペクチン酸カルシウムとなり、カリカリ感が維持される。
カルシウムとしては炭酸カルシウムや乳酸カルシウムが用いられるが、水溶性の乳酸カルシウムの方が扱いやすい。
食品添加物の炭酸カルシウムも、乳酸カルシウムもインターネット通販で手に入る。
青梅1kgに塩は150g~200gで、炭酸カルシウムなら5g、乳酸カルシウムなら15g程度加えて漬け込む。
漬け込んだら数日間冷蔵庫で保存して、梅酢が出てくるまで冷蔵しておく。
梅は小梅でも普通の大きさの梅でも、堅い青梅なら可能。
可能なら冷蔵して置いた方が柔らかくなりにくい。
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