株式会社京山、産地偽装米騒動のその後
当ブログでも触れていた京山の偽装米騒動で新たな動きがあった。
週刊ダイヤモンド2017/2/18号に、京山の販売したコシヒカリに中国産米が混ぜられたという記事が載った。
この記事に対し6月28日の新聞報道などによると、農林水産省と京都府は「国産米に外国産米の混入が疑われるような点はなかった」と公表した。
同省などは2月10日~6月1日に、京山や、同社子会社を含む仕入れ先と販売先など約160の業者に対し、米トレーサビリティ法に基づく立ち入り検査を延べ300回行った。
京山、仕入れ先と販売先の業者の帳簿とをそれぞれ突き合わせて調べ、関係者への聞き取りも重ねた。同法で定める記録保存が義務付けられる期間3年間に加え、京山が保管する5年分の取引をさかのぼって調べた。
同省は「外国産の仕入れや販売に関してや、(週刊ダイヤモンドが報じた)2016年産の国産米4品種に外国産混入が疑われるような点は確認されなかった」とした。米トレサ法に抵触する行為も確認されなかった。
出典:日本農業新聞
京山は公式サイトに詳細な調査結果を掲載している。
それによると週刊ダイヤモンドが検査を依頼したとしている同位体研究所や、ビジョンバイオにも検査を依頼したが、中国産米の混入は無いとしている。
京山によると週刊ダイヤモンドの記事による実損害額は、販売の見合わせなどにより、10億円を超える可能性があるとの事である。
中国産米混入疑惑に関する一連の報告について
それにしても、混入は間違いないと言わんばかりの記事であったが、あれは何だったんだろうか???
週刊ダイヤモンドのマスコミとしての信頼性にかかわると思うのだが???
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